いつまでも少年?
大人になっても少年の心を忘れないのか、いつまでたっても幼稚で子供っぽいのか、牡羊座の夫の場合はなんとも区別が微妙なところ。
年をとっても夢を忘れず、さまざまなことに挑戦しようとする牡羊座は何歳になっても若々しいエネルギーを保っている人がよく見られます。
ただ、結婚して自分らしく生きることができずにいると、家族にあたりちらしたり、ふてくされたりするようになったりします。
この辺は、その人の心の成熟度合いによって大きく変わってきそうです。
いずれにしても、牡羊座は自分勝手であるにもかかわらず、人にはかまってほしいタイプなので奥さんはちょっと大変かもしれません。
同時に、おだてに乗りやすいところがあるので、コツさえおぼえたなら操縦するのは意外にラクだったりもします。
亭主関白願望
さまざまな場面で決定権をにぎりたがる牡羊座は、家ではとくにその傾向が強まるようです。
会社など外でリーダーシップを発揮している場合はまた別ですが、職場などで抑圧されていると、家では勝手気ままにふるまおうとします。
奥さん次第でその態度もかわってくるものの、基本的に牡羊座の夫は亭主関白にあこがれているのです。
所有欲も強いので、奥さんはかなり上手に対応しないと牡羊座の夫に振り回されてしまうかもしれません。
亭主関白を夢見ているものの、奥さんの方があきらかに強い場合には、意外にあっさりと主導権を渡したりもします。
牡羊座にとっての戦いは勝つか負けるかなので、戦っても絶対的に負けるとわかるとムリはしません。
その分、他のどこかでそれを発散する可能性はなきにしもあらずですが…
頼りになる存在
家族をなにより大切に考える牡羊座ですが、傍から見ると自己中心的であまり家庭を顧みないタイプと思われてしまうかもしれません。
牡羊座の夫は子供のように無邪気に振舞うことが多く、優しく包み込むように家族を見守るというタイプではないので、すこし誤解されやすいようです。
ですが、牡羊座の夫ほど、いざというときに頼りになる存在はいないでしょう。
もし家族に問題が起こったなら、それを解決するまで戦って、愛する人をなんとしても守り抜こうとします。
牡羊座は頼られるとそれに素直に答えようとする性質があるので、いろいろお願いしてみるのもよいかもしれません。
牡羊座の夫は、奥さんの手綱さばきで変わってきそうです。