自分を試す
幼いころからさまざまなことに興味をもって、実際にやってみたがるのは牡羊座の特徴です。
普通であれば、怖いものや苦手なものは避けて通ろうとするのが普通ですが、牡羊座の場合は、なぜかそれらに向かっていくことがあります。
それは「自分の中にある恐怖に打ち勝ちたい」という気持ちが無意識のうちにインプットされているからです。
怖いもの、苦手なものを克服するたびに、それに勝利した自分を誇らしく感じるのでしょう。
とくに冒険好きな子供の場合は、親の見えないところで危険な遊びをしていることがありますから、親はしっかり見守ってあげましょう。
どこまでが安全で、どこからが危険なのかということを、しっかり教えておく必要がありそうです。
わが道をゆく
自分らしい生き方を見つけていこうとする牡羊座は、子供ながらに自分流を貫こうとしていきます。
傍からみると不安定に見えたり、強情に見えることもあるかもしれませんが、その子供はどうにか人に頼らずがんばろうとしているのです。
人に命令されたり指図されることも嫌うので、牡羊座の子供になにかを教えるときには、うまく伝える工夫が必要になってくるでしょう。
命令されるのは嫌いでも、親がきちんと話をきいてくれたり、話が納得のいく内容だとわかると、案外素直に従ってくれたりします。
牡羊座の子供のしつけをするときに「子供なんだから親の言うことを聞きなさい」というのは逆効果。
押しつけがましい上から目線にはとことん反発してくるでしょう。
いつか親孝行
牡羊座の子供はあふれるエネルギーを持て余して、親に反発をしたり、社会のルールから脱線しかけたりするかもしれません。
元気で外交的なエネルギーに満ちているため、どうしても逸脱しやすいのです。
かならずしも扱いやすい子供と言い切れませんが、それはその子のほんの一面にすぎないかもしれません。
大人というのはおとなしくて素直な子供をかわいがりがちで、親の言うことを聞かない子はダメな子供と決めつけてしまうことがあります。
ですが牡羊座の子供の良さというのは、大人になって心と体のバランスがとれてきたころに表れてくるものです。
牡羊座の子供は、心の中では親のことをとても大切に思い、いつか親孝行をしたいと考えている優しい子が多いのです。