感情を動かしてみる
裏表ないまっすぐな性格をもつ牡羊座は、交渉の場ではそれを相手に気づかれないように巧みに隠そうとします。
表情がこわばっているかもしれませんし、ニコニコと朗らかに接してくるかもしれません。
ですが牡羊座はウソをつくのが12星座中でいちばん苦手ですから、本音はチラホラと見え隠れしてしまうはず。
言葉が巧みな牡羊座は多いので、表情をしっかり読むようにしてみましょう。
どうしても読みきれないときは、相手の感情を軽く揺さぶってみると良いかもしれません。
牡羊座は、ふと感情的な部分にさわられると、そこから一気に崩れていってしまう可能性があるからです。
そうなったならもうウソはつけません。あとは腹を割って話すしかないのです。
意外とあっさり?
どうやって交渉しようかとあれこれ策を練っていくのも良いですが、相手が牡羊座の場合は直球勝負もありかもしれません。
牡羊座はややこしいタイプの人があまり好きではないので、ストレートに話をしてくる相手に対してはそれだけで好印象を持つことがあります。
それが交渉内容にどう関係するかどうかはさておき、まず相手の心を開くことが先決だというような場合にはこの方法は使えそうです。
誠意を持ってぶつかっていき、牡羊座がそれに答えてくれる可能性は大いにあるでしょう。
牡羊座は、一生懸命で率直な人が好きなのです。
裏工作は効果なし
仕事で交渉などをしなければいけないときに「接待」は欠かせないものになっています。
相手を良い気持ちにさせ、密かに恩を売ることで交渉を確かなものにしていこうとするわけです。
楽しいことが大好きな牡羊座は接待を受けるのは好きな方です。
問題はその接待が交渉において有利に働くかといえばなんともむずかしいところかもしれません。
接待はウェルカムですが「それはそれ」と分けて考えていたりするからです。
牡羊座は、暗黙の社会的ルールというものに疎いほうです。
そのため最低限の恩義は感じるものの、いざとなるとそんなことはふっ飛ばして結論を出してしまうかもしれません。
そういう意味では、繊細な感情や力関係を推し量らなければならない交渉ごとは牡羊座はじつはあまり得意ではないのです。