粗削りな魅力
現代社会ではだれもかれもが洗練されてきていて、宝石の原石のような魅力は薄れてきているように感じることがあります。
そんな中でも牡羊座は、荒削りではあるものの不思議な魅力を放つ存在といえるかもしれません。
洗練された服装に身を包み、振舞いも上品だとしても、そこに不思議な粗い魅力を感じさせるのが牡羊座といえます。
平凡さの中にパンチを効かせることができるわけです。
映画「風と共に去りぬ」の主人公スカーレット・オハラ役を射止めたビビアン・リーは、ハリウッドの絶世の美女達の中から「美しさの中に野性味がある」ことから選ばれたそうです。
「美しさの中にある不思議な野性味」といえるような、言葉では表現できない秘めた情熱が見え隠れするのが牡羊座の特徴だといえます。
元気でパワフル
健康に問題があっても精神的に元気だったり、精神的に落ち込んでいても身体は丈夫だったりと、牡羊座はどこかエネルギーを感じさせます。
本人はただそこにいるだけなのに周囲の人はその明るく元気なエネルギーを感じ取っていたりします。
無邪気ともいえる明るさは自然と周りを照らします。
その人の考えていることはオーラに反映されやすいものですから、心が美しく良いことを考えている場合は明るく輝きます。
ただし、牡羊座の元気さの裏には性的なエネルギーも含まれているため、それが強くなると暗くにごりやすくなります。
暗さのある牡羊座は、その背景に心の歪みが隠れていたりします。
他の星座の場合はダークな美しさというのもありますが、牡羊座の「暗さ」というのは危険信号なので注意が必要でしょう。
天性のカリスマ性
普通にしていてもなぜか目立つ人というのはいるものです。
その理由を説明できなくてもだれもがそう感じていたりします。
それが何なのか言葉では表現できないけれど確かに感じられる、そんな生まれつきのカリスマ性のある人が牡羊座には多く見られます。
カリスマ性というのは結局のところ、その人の魂の叫びなのかもしれません。
言葉にしなくても別のなにかで表現される激しく強いエネルギーなのでしょう。
必ずしも社会的に突出した存在になるとは限りませんが、それぞれの環境で、牡羊座は独自の魅力を放つ存在になりやすいといえます。
また人を惹きつける魅力をうまく使って組織のリーダーになることもできるでしょう。
行動力とカリスマ性の両方を兼ね備えた牡羊座は、優れたリーダーになる素質の持ち主なのです。