衝動的な言動
元気でアクティブな牡羊座とはいえ、毎日ずっと動き回ってばかりということはありません。
平凡に暮らしている牡羊座のほうが多いのはあたりまえ。
ところが、いたって穏やかに暮らしていたとしても、牡羊座はなぜか、ふと衝動的な行動をとってしまうことがあります。
これは怒りが原因であることもありますが、単に好奇心が抑えられなくなったときや、ストレス発散のためということもあります。
いずれにしても、本人にも説明できないような超過エネルギーが一杯になると爆発してしまうことがあるようです。
それが良いことであればまだよいのですが、ほとんどの場合は周囲の人や、自分自身を傷つける結果に溜まるとなるでしょう。
衝動的な行動は、心の鍛錬をしたり、意識することで少しずつ抑えられるようになるものです。
せっかく積み上げてきたものを一瞬で壊してしまわないように注意しましょう。
持続力が足りない
くり返すようですが、牡羊座のあきっぽさというのは致命的なマイナス要素になりえます。
すばらしいアイデアや信念をもって物事をスタートしても、持続力がないばかりに、そのアイデアや本人の資質を生かすことなく無駄に終わらせてしまうことになるからです。
アイデアも能力も無いのであればまだしも、それらを充分に備えているにもかかわらず、途中で投げ出してしまう牡羊座が多いのはとても残念なことです。
持続できない理由はいくつかありますが、情熱が冷めた後につづく長期にわたる「地味な努力」が好きではないということが考えられます。
続けたほうがいいのはわかっていても、どうしても魅力を感じられなくなってしまうのです。
これを克服するのは大変なことですが、逆に考えれば、ずっといつまでも続けられるようなものが見つかったなら、それこそがその人の生きる道になるでしょう。
攻撃性
戦いの星である「火星」を支配星にもつ牡羊座は、生まれながらにして攻撃性がある人が多いといわれます。
その攻撃性をあからさまに出す人は少ないとはいえ、どこかに秘めた闘志を感じさせるところはあるといえるでしょう。
自分からは相手を攻めることはないにしても、自分が攻撃されていると感じるとつい臨戦態勢をとってしまったりします。
ここで引き下がれば問題ないのですが、つい感情的になって激しい面をさらしてしまったなら、それはその時点で負けを意味します。
たとえ小さなことでも攻撃性を理性的に表現するように努めなければ、それが原因で行き詰ってしまう可能性もあります。