感情のコントロール
子供のような感性をずっと持ち続ける牡羊座は、それが良く出るといいもののマイナスに出るとトラブルの元になりやすくなります。
たとえば、好き嫌いの感情を出し過ぎたり、怒りを抑えることができなかったり、不機嫌になるとふくれっ面をしてみたりと、ちょっと子供じみた態度に出てしまうことがあるようです。
それほどあからさまな態度をとらないまでも、牡羊座は全体的に感情をストレートに出す傾向があるので注意が必要でしょう。
訓練することで感情の波を調整できるようになるものですが、牡羊座の場合はコントロールしようとすらしない可能性もあります。
ムリに感情を抑制しようとするのではなく、スポーツなどでストレスを発散して、超過したエネルギー量をコントロールしたほうがよい場合もあります。
デリカシ―の欠如
とくに女性であればデリカシ―がないなんて絶対にいわれたくないセリフ。
もちろん牡羊座だって礼儀や作法をしっかり学んでマナーはしっかり守れます。
ですがどんなに一生懸命にデリケートなふりをしてもどこかにワイルドさが残るのが牡羊座。
それが魅力の場合になることが多いものの、もし人に対しての思いやりの欠如だとするなら話は別。
相手の繊細な心情を思いやることなく、粗野な言動で知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまっているかもしれません。
本人にまったく悪気がない場合は、なかなかそのこと気づくのは難しいものです。
もし誰かが指摘をしてくれたなら、教えてくれたことに感謝して、素直に耳を傾けてみましょう。
素直さは、牡羊座が成長するためのカギになります。
オールオアナッシング
牡羊座は物事をなるべく単純化して考えようとするためか、なにかと白黒はっきりさせたがる傾向にあります。
ダメなものはダメ、良いものは良い、嫌いなものは嫌い、好きなものは好きとはっきりしています。
それを表に出すかどうかは人によりますが、本人の中では明確な線引きがあるようです。
牡羊座の場合は、感情的にそうしているわけではなく、直感的な好みなので必ずしも悪いとはいえません。
しかし、もしかしたら明確な意見を持っているのではなく、単に頭が頭が固いだけなのかもしれません。
日本のような「中庸」を大切する文化においては、とくに白黒つけるのは好まれない風潮にあります。
白黒つけたいところを上手くグレーで納めるには、思考の柔らかさと寛大さが必要になるものです。
譲歩したり妥協するというこを学んでいくのも牡羊座のテーマのひとつかもしれません。