情熱パワー全開
クールなふりをしている牡羊座がいたとしても、それが恋愛になるとそんな態度ではいられません。
気になる人や好きな人ができると、その人のことしか目に入らなくなって、その人のことだけを全身全霊で恋い焦がれます。
多くの場合は、好きな気持ちをストレートに相手に伝えたり、明らかにそれとわかる態度でアタックし始めるでしょう。
牡羊座的な恋愛は、ほのぼのとしたマイルドなものではありません。
それは、激しく燃え上がるようなとても情熱的な恋。
牡羊座というのはもともと原始の力に満ちた性質を持っていますが、その中には生殖本能や性的な要素も含まれています。
洗練された恋愛ゲームを優雅に楽しむというよりも、もっと本能的で荒々しいものを秘めた恋になりやすいといえます。
ハートへ直撃
片思いでたった一人を何年も思い続けているけれど、どうしてもアクションをとることができない…。
そんな遠くから何年も愛し続けるような静かな愛は牡羊座には無縁です。
行動力のある牡羊座ですから、片思いの相手がいたならば、早い段階で告白したり近づいていったりアプローチしていこうとするでしょう。
告白までする勇気がない場合でも、熱いまなざしでじっと見つめてみたり、頭の中ではモンモンと大妄想をしていたりします。
牡羊座の恋はまるで心臓を相手に握られているかのように熱くストレートなものなので、その影響は大きいものになるでしょう。
身体の芯から相手を思うその気持ちは、愛が身体を通してあふれてくるかのようです。
燃えて冷める
情熱的に愛情を示す牡羊座は魅力的で、相手の心にどんどん入り込んでいくでしょう。
牡羊座本人も「この恋に一生をささげよう」と考えるほど熱く燃え上がります。
ただし、一気に燃え上がると冷めるのも早いのが自然の流れ。
気持ちが覚めてしまった時の牡羊座はおどろくほどあっさりしています。
「あんなに好きだと言ってくれたのはウソだったの?」と思うかもしれませんが、牡羊座本人はウソなどいっていないのです。
心から愛していたけど冷めてしまった…、ただそれだけのこと。
じっさいは、情熱が落ち着いた後のほうが、牡羊座は自分の愛情を本気に考え始めるので悪いことばかりではありません。
ただ恋人がこの性質を理解できないと、「もう自分のことは好きではないのかも」と落ち込んでしまうかもしれません。