好きすぎて不安定
牡羊座は、生まれてから死ぬまで、自分の存在意義を実感したいと願いつつ生きていきます。
存在価値に不安があるためにそれを探し出そうと積極的に行動をとっていくわけですが、恋愛というのは自分だけではできるものではありません。
どんなに努力をしたとしても、相手の気持ちが離れて行ってしまうことだってあるでしょう。
そのため、誰かを好きになればなるほど牡羊座の心は不安定になりやすくなるといえます。
そのため相手の気持ちだけでなく自分の気持ちさえも不確かに感じて、それを確かめるために自らケンカを吹っかけていってしまうこともあります。
トラブルをわざと起こすことで相手の気持ちや二人の関係を確かめようとするのでしょう。
その不安定さが魅力になることもありますが、早く気持ちを落ち着けたほうが本当の幸せに近づけるのは言うまでもありません。
身も心も捧げたい
性的な要素の強い牡羊座の恋愛は、相手と一つになることで新しいエネルギーを得ようとします。
12星座の始まりに位置する牡羊座は赤ちゃんのように不安定なエネルギー状態。
愛する人と一つになることで未知のパワーを獲得して、さらには不安定さを少しでも安定化させたいと願います。
そのため、恋人に対する気持ちはまるで母親(父親)を求める赤子のように非常に激しくなることもあったりします。
愛情を得るために身も心も全てを捧げて、相手の前に身を投げ出そうとするかもしれません。
牡羊座にとっての恋愛というのは、ただフワフワと楽しむためだけにあるのではなく、自分の存在価値にも関係してくるのでどうしても真剣になってしまうのです。
阻まれると燃える
開拓者精神と冒険心にあふれる牡羊座はどんな挫折も乗り越えていこうとする強さの持ち主です。
ただし度が過ぎると、乗り越えていくべきハードルが無いと気持ちがどうも盛り上がらないと感じることがあるようです。
そのため、恋愛でもとくに最初の頃は、ちょっとした問題やトラブルをどこか楽しむようなふしがあります。
もちろん本人は辛いので「ハッピーな恋愛がしたい…」と考えるものの、何もなければないであきてしまったり自ら刺激を見つけようとしたりもします。
社会的格差、不倫関係、年齢のギャップ、許されざる関係、交際を反対されている、など試練を乗り越えてこそ愛の醍醐味を感じることもあります。