地道な話し合い
弾けるような感性を持っている牡羊座は、動きがないものが苦手。
理屈っぽいのが嫌いですし、理論をこねくり回すことにも興味がありません。
お互いの妥協点を見出すために譲歩に譲歩を重ねなければならない、地道な話し合いなどはもってのほか。
最初のうちはまだ良いのですが、それが長期間に及んでくるとめんどくさくなってイヤになってしまいます。
会議や交渉の場ではよくあることですが、そういうことが重なると、目に見えないストレスがたまってくるでしょう。
お互いの腹をさぐりあうようなことを牡羊座はかなり嫌うのです。
もしそれが人間関係に関わる感情的な話し合いなら牡羊座はもうお手上げ。
話を聞くことは聞きますが、馬耳東風で切り抜けます。
待たされること
少しばかりせっかちな牡羊座は待たされることが嫌いです。
同じ待たされるにしても、いつまで待てばよいのかハッキリしている分にはほとんど気にしません。
ただ、連絡もなくただ放置されるのはどうしても耐えられません。
待たされるということは、ある意味その時間は相手に拘束されるということ。
ぼんやりと時間コントロールされるのはいやなのです。
牡羊座は子供のような部分がありますから、ポツンと一人残されるのも寂しいのかもしれません。
きちんと連絡が入って待ち時間が変更になったのなら、牡羊座はその余分な時間を利用して楽しんだり、うまく活用しようとするでしょう。
もし連絡もなく待たされ続けたなら、牡羊座はそのままどこかへ行ってしまうかもしれません。
人の下になる
だれだって見下すような態度で話をされたならいやなものですが牡羊座はとくに反発するかもしれません。
フラットな関係であっても、相手から上から目線で話されたなら牡羊座の怒りにふれてしまうでしょう。
なにより牡羊座は自分自身がボスになりたいタイプ。
独立心も強いですから、自分の上に人がいること自体が嫌なのです。
穏やかに平凡に暮らしたいと望む牡羊座であれば問題はありませんが、野心の強いタイプだとあからさまに反抗したりします。
牡羊座は「個人」として生きることを望みます。
自分の上に人がいたなら、その人をいつか追い越したいと考えるでしょう。
しかし、じつは牡羊座は、人の下について学んだ方が成長できるタイプ。
苦い体験になったとしても、怖い師匠の下で修行するのも悪くないかもしれません。