地道にデスクワーク
ひとことでいうなら牡羊座は地味な仕事にはむいているとはいえません。
派手であれば良いということではないものの、静かにデスクに座って一日中すごすというのはつらい仕事かもしれません。
デスクワークが問題なのではなく、じっとそこに座っていなければならないのが合わないのです。
そのため事務中心の仕事だとしても、頻繁に電話をとったり、オフィス内を歩き回ったり、人と話す必要があるなどバラエティに富んだ内容であれば良いでしょう。
できれば身体を動かしたり、外へ出たり、人に会う仕事のほうが牡羊座には合っています。
静かな部屋に一日中ずっと座り、人にも合わず、同じことを毎日繰り返すというのは牡羊座にもっとも合わない仕事といえます。
単純作業であっても、身体を使う仕事であればそれほど苦にはなりません。
コツコツ継続
継続は力なりという言葉があるように、地道に毎日積み上げていくことで大きな成果につなげることができたりするものです。
ですが牡羊座の場合はコツコツ積み上げるという仕事があまり得意ではありません。
仕事をこなす能力があったとしても、精神的にムラがあったりあきっぽかったりして、長く続けていくうちにストレスを感じてしまうでしょう。
そのため何十年も修行しなければ一人前になれないような職人や、単純作業の繰り返しによって成果が得られるような仕事は牡羊座にはあまり向いていないといえます。
もしそういった仕事に就かなければならないようなときは、自分なりに工夫しないと、ストレスだらけの毎日になってしまうかもしれません。
緻密かつデリケート
手先の器用な牡羊座がいたとしても、それをずっと続けるのは性格的にむずかしいといえます。
イメージでいうと超精密機器の組立や高級時計職人などは向いていないといえます。
細かい計算をして数字を拾いだすような仕事や、繊細なアート作品を扱うようなものもNGでしょう。
心のひだや感情の深い部分を理解しなければならないような心理的な仕事なども負担があるかもしれません。
牡羊座の長所は行動力やダイナミックさスピード感。明るく大胆でおおざっぱなところが魅力なのです。
得意なことと続けられることは別物。
牡羊座が仕事を決めようとするときは、「どんな仕事ならずっと楽しく続けていけるか」と考えるとよいかもしれません。